●健康スローピッチソフトボールの歴史
健康スローピッチソフトボールは、平成11年に財団法人日本健康スポーツ連盟が、高齢者の健康・体力作り、仲間作り、国際交流などを目的として、その手段としてスローピッチソフトボールを位置づけ、ハワイから導入しました。メイジャ・マクレ・14リーグという愛称を付け、ルールを日本用に改良を重ねながら普及活動を行ってきました。毎年11月には、アメリカ、ドイツなどが参加して国際親善大会が開催されます。今までに富士宮市、天城湯ヶ島町、大阪市などで開催されました。今年は長崎市、来年は我が大田区での開催が決定しています(過去の大会資料別紙)。
※用語の説明
メイジャ 偉大な、名のある
マクレ ハワイの現地語で、お年寄りの意味
14 14インチボール
平成16年大阪ジャパンカップ国際親善大会に参加したアメリカチーム
●大田区における健康ソフトボールの歩み
平成15年7月チーム誕生、初めての公式戦が国際親善大会
平成15年7月に大田区報の告知で講習会が開催されました。4名の方が参加して始まりました。11月に富士宮市(ソフトボール専用球場がある)で開かれる国際親善大会に出場するには選手が不足しています。メイジャ・マクレの国際親善大会は地区予選がなく、希望があるチームは、どこでも出場できる仕組みになっています。まず、体験しようということで、チーム名を「メイジャ・マクレ大田」と決定し、とにかく参加することにしました。
しかし、選手が集まり出しましたがまだ足りません。そこで同時期にチーム作りをしていた多摩市のチームと合同で、メイジャ・マクレ多摩大田という混成チームを結成しで体験参加をしました。対戦チームは優勝候補の東村山シニアです。初めての公式戦ということもあり、試合は一方的な敗戦でしたが、記念すべき第一歩を記しました。その夜開催された懇親会では、アメリカチームをはじめ、出場選手と同行した家族、約500名が一堂に会し国際交流が行われました。アメリカチームには元大リーガーが特別扱いもなく、普通の選手として出場しています。長崎、大阪、長野、静岡など日本の各地から集まった選手達は、試合を通じて出来た他チームの友人たちと酒を酌み交わしながら楽しくひと時を過ごしました。2日目は決勝リーグ戦が行われました。初日に惜しくも負けたチームには、フレンドシップ戦が組まれ楽しむことができました。
平成16年7月白樺湖温泉大会で初勝利
年が明け平成16年。国
際親善大会の貴重な体験を経て、その楽しさを認識したチームの選手達が、仲間集めに奔走しはじめました。3月に神奈川県湯河原で行われた東日本連盟春季大会に出場。敗戦。公式戦では未だ未勝利です。お互いにまだ名前も覚えきれないところもありました。その後、徐々に選手の人数が増えてきました。7月に長野県で行われた東日本連盟白樺湖温泉大会に出場し初勝利をあげ、「ハルウララ」状態から脱出しました。しかも得失点差で決勝リーグに進出。準決勝では優勝したメイジャ・マクレ新明(富士宮市)に善戦。惜しくも敗戦。しかし3位に入賞し過去最高の成績を収めました。長野からの帰路、観光バスの車中は盛り上がり、交通渋滞も気にならぬほどでした。この大会の成果は大きく、選手間の距離が一気に縮まりました。チームワークが良くなり、お互いを認め、尊重し合うようになりました。チームの精神的基盤ができた記念すべき大会になりました。
「白樺湖大会」で活躍したチームの年長者2名2塁大谷さん(76歳)、投手堀内さん(70歳)
蒲田女子高校と交流試合開催
蒲田女子高校と対戦
その後、大田区関係者の皆様に応援していただき、大田区議会議員チームとの交流試合。高齢者福祉という観点から、蒲田女子高校に協力を頂き、硬式野球部、ソフトボール部の合同チームとの交流試合を開催。孫とおじいちゃんチームの対戦ですが、蒲田女子校は普段は速いボールしか体験したことなく、ボールが遅すぎて打てず、不慣れなこともありメイジャ・マクレ大田が勝利しました。元気な高齢者の面目躍如といったところです。試合後はジュースを飲みながらなごやかに懇親会を行いました。女子高校との交流試合は、選手に大好評で今後も続けて行きたいと思います。
第1回東京大田区健康ソフトボール大会開催
11月21日大田スタジアムで、第1回東京
大田区健康ソフトボール大会を大田区体育協会共催、大田区・大田区教育委
員会の後援で開催しました。オパール6、4チーム。オパール7、6チーム計10チームが参加。メイジャ・マクレ大田はチームのメンバーも増え60歳と70歳のチームを作り2チームで参加しました。選手が実行委員となり、広告取りから大会準備まで、チームが一体となり大会を盛り上げました。オパール7には聖路加病院名誉院長日野原重明先生が主宰する新老人の会(75歳以上)からバルーンエルダリーが参加。チームの半数の選手が大正生まれというのが驚きです。勝ち負けにこだわらない高齢者の楽しい大会にすべく、よさこいソーランのチーム幻、雪が谷高校吹奏楽部、70歳以上のフラダンスチーム、大田区フラ愛好会、日本芸術学園J-KID’S等々多くの区民の皆様に応援出演をして頂きました。大田区役所で黄色いピアノふれあいコンサートを運営している、ボランティアサークルのNEXPOふれあいネットワークに大会運営で協力して頂きました。大会の1週間前に選手が真っ赤なユニフォームを着て、大田フェスタで来場者にチラシを配り告知活動をしました。ほとんどの選手がチラシ配りは初体験でした。(参加チーム:横浜市2、相模原市、茅ヶ崎市、多摩市、羽村市、富士宮市、都留市、大田区2)
●そして、国際親善ソフトボール大会の開催
(平成18年11月)
元気な高齢者が気楽に参加できる、健康スローピッチソフトボールを広く普及する目的で、来年、平成18年11月に大田区に於いて、東京都内で初めて「第8回東京ジャパンカップ国際親善ソフトボール大会」を開催します。大田区から多数のチームが参加して、大いに盛り上げたいと思います。